私たち、物流技術管理士が、社内にて現在進行中の物流改善や工夫などの現場の実例やその他の色々な事も交えて紹介していくコーナーです。どなたでも気軽に読めるものとしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

さて記念すべき第1回目です。
少々、長くなりますがお付き合いくださいませ。

街に出るとあちこちに看板が掲示されていますよね。
当然、理由があるから掲示しているのであって、逆に「 ここに看板表示があればなぁ 」と私のように思う方も少なくないかもしれません。

さて物流現場では「 倉庫 」のイメージが大きく、「 店舗 」のようにオフィシャルでないため、看板設置のイメージが少ないような気がします。当社の例を取り上げてみます。

日用品をお取扱のB社様の保管場所です。
架台で上下分割された場所です。作業は多品種、小ロットの物流形態です。
2階に上がって、保管棚の看板を見てみると・・・
SKS1これは以前の状態です。この棚のTOPは2.8m。そこに棚列看板がずらっーと掲げてありました。
2.8mって家の室内高より高いのでは!?天井を見るのは蛍光灯が壊れた時か、布団に入る時くらいですかねぇ。男性でも見上げてしまいます。それで・・・

SKS2
高さ1.5mの変更。作業するパートさんの身長よりやや低い位置に設置。これで首も凝らなくなりますね。
反対側も同じように
SKS4 →SKS5
新設した棚の表示も同じように
SKS6SKS7
きれいになりました。
今回はスーパーによくある挟み込み用のプラケースを使用しました。看板を印刷して挟み込むだけです。当社では毎度の事ながら、看板をラミネートで製作するのが多いのですが、今回はその手間を省きました。

このように看板を整備するだけでも効果は生まれます。
実はピッキング作業には一部、応援部隊がいるのですが、その部隊が作業中に「 ここHかなぁ?」「これはどこにあるのですか? 」と専属部隊に聞くこともなくなれば、専属部隊も「 場所説明 」のために作業を止めることもなくなります。
現在では処理能力は10%アップ、物流品質も1%を切っています。

でも盲点がひとつありました。この場合、アルファベットいまいちですね。「 Kの場所は? 」って考えると、「 H、I、J、K・・・ 」「 Jの後ね 」とABCを唄ってしまいます♪

SKS9もっと以前の同じ現場。看板ないとつらいです。
(物流技術管理士)